キティちゃんのマチなしトートバッグです。(1975年発売)ちょっとした物を入れて出かけるのにちょうど良いデザインです。ちなみにWikipediaによると「トート」は、アメリカの俗語で「運ぶ」、「背負う」を意味するそうです。
キティちゃんの父母と双子の妹ミミィちゃんのイラストに加え、70年代のハローキティによく見られる金魚も紹介されています。My Friendと書いてあるのでペットではないんですね。ペットと言えば、この商品発売から約30年後にチャーミーというペルシャネコを飼うことになります。ミミィちゃんの近くを飛んでいる鳥が若干気になります。
おじいちゃん、おばあちゃんの紹介です。メガネはペアルックです。おばあちゃんの帽子はママさんのと形が似ています。バラの咲いている素敵な家です。
高さはりんご約2.6個分です。
内側はナイロン製です。厚みがありますので、多少の雨だったら問題無さそうです。
タブレットはすっぽり入ります。
スナック菓子とペットボトルを入れてちょうどくらいです。
今回のメッセージカードです。大きなカバンを持ってますが、お出かけでしょうか。トートバッグには入りきれない物が入っているのでしょう。
メッセージを書く面です。同じです。
今回3号にはメッセージカードコレクションの専用フォルダーがついてきます。マガジン専用ファイルと同じ厚紙でできています。表紙いっぱいにキティちゃんの顔が描かれているのが良いですね。
背表紙、裏表紙はキレイな赤色です。
1枚ずつファイルしていきます。テンション上がります。
Part1 トートバッグについて。70年代から80年代にかけてマチなし布バッグが流行ったそうです。今は不織布のエコバッグが流行りですね。
Part2 70年代から90年代にかけて発売されたバッグの紹介があります。
子供に喜ばれそうなバッグから大人っぽいバッグまで色々なデザインのアイテムがカラーで掲載されています。
Part3 サンリオの創業からハローキティ誕生までの歴史の勉強です。非常に勉強になりました。
サンリオのロゴの変遷です。
当初水森亜土さんや、やなせたかしさんが商品開発に携わっていたと知ってビックリしました。昔のロゴマークが紹介されています。サンリオという社名はスペイン語で「聖なる河」を意味し、世界の隅々まで広がる聖なる河のように仲良しの輪を広めていきたい、という想いが込められているそうです。私は「三菱」→「さんりょう」→「サンリオ」なので、三菱系の会社だと勝手に思ってました。ちなみにサンリオは山梨県創業の会社なので、「山梨の王」になる、という願いから「山梨王」→「さんりおう」→「サンリオ」になったという説もありましたが、違うそうです。
Part4 思い出のいちご新聞 過去に掲載されたハローキティの交友関係やエピソードを読むことができます。ミミィちゃんのリボンは最初赤だったみたいです。
良かったところ スマホや財布を入れてちょっと出かけるのにちょうど良い大きさです。持ち手が赤色なので、汚れが目立ちにくいです。デザインはキャラクターが沢山いて、にぎやかです。内側はナイロン製なので、入れていたペットボトルが汗をかいても大丈夫です。
残念なところ 当時はマチなしが流行ったみたいですが、個人的にはあった方がいいかも。
読んでいただきありがとうございました。